TikTok(ティックトック)に潜む危険性。身を守るための知識を持っておこう!

全世界で利用され、日本でも若い世代を中心に普及している、中国のByteDance(バイトダンス)社が開発した、ショートビデオプラットフォームのTikTok。
歌って踊って、配信している側と見ている側の両方が楽しめるSNSとして人気を博しており、最近はライブ配信機能も追加され、さらに盛り上がってきています。
tiktokerの楽しそうな様子を見ていると、自分もやってみたい!と思いますよね。
しかし、tiktokは、他のSNSと同様のリスクはないのでしょうか?
この記事を読めば、
・tiktokの危険性
・tiktokユーザー間の事件
・安全策
・ネットリテラシーの基本
を知ることができます!
アプリのリスクを先に知っておけば、そのリスクを回避でき、安全に利用することができます。tiktokを安全に利用するためにも、危険性と身を守るための安全策を知っておこう!
目次
tiktokの危険性
今や爆発的な影響力をもっているtiktokにはインスタグラムやラインといったsnsアプリより、多くの危険性が潜んでいます…
tiktokの危険性を5つ紹介します。
・個人情報の流出
・コメントで誹謗中傷される
・出会い系アプリとして使われる
・ネットストーカー被害にあう
・動画が無断転載・拡散される
個人情報の流出
危険性その1は、個人情報の流出です。
幅広い世代にスマホが普及して、常にSNSが利用されています。
SNSはとても便利なツールですよね。
しかし、個人情報が流出しやすいというリスクもあります。
特にtiktokは動画を投稿することがメインなので、自分が気付かないうちに個人情報を流出してしまっているなんてこともあります。例えば、tiktokに投稿した動画に映っている建物や景色から、投稿者の家や撮影場所が調べ上げられ、個人情報が流出する可能性があります。
最近は画像解析などの技術が進んでおり、専門家以外の一般人にも普及しているので、ほんのちょっとの映り込みや何枚かの写真を照らし合わせることで、撮影場所や投稿者本人の特定ができてしまいます。動画は写真以上に情報量が多いので、気を付けて撮影しましょう!
コメントで誹謗中傷される
危険性その2は、コメントでの誹謗中傷です。
SNSアプリでは自分の知り合いでなくても気軽にメッセージのやり取りをすることができます。TikTokでも見知らぬ人と交流できる場があるので誹謗中傷のリスクがあります。
コメントでの誹謗中傷は甘く見てはいけません!悪口を書き込むような人がいるせいで、誹謗中傷を受けた人が傷つけられ、精神的に追い込まれている人が多くいます。
ネガティブなコメントは頻度が高いと精神的負担になります。コメント機能は色々な人と交流できて面白い反面、人を簡単に傷つけることができる機能だということを知っておきましょう。
出会い系アプリとして使われる
危険性その3は、出会い系アプリとして使われることです。
tiktokアプリを活用して出会いを求めている人がいます。SNSのほとんどにDM機能(ダイレクトメッセージ:メッセージを直接個人に送ること)があり、制限をかけていなければ簡単にメッセージを送ることができます。snsで通じた怪しい人と実際に会ってしまい、トラブルになることもあります。そのようなケースは若年層に多いです。また、tiktokで動画を投稿しているのは10代や20代が中心かもしれませんが、それを閲覧しているユーザーはその世代に限られていません。TikTokユーザーの8割が若年層(15〜34歳)なので、未成年がDMを受け取って、実際に会ってしまい、トラブルに巻き込まれることも考えられます。tiktokは歌って踊るなどの楽しさをシェアすることが本来の目的であり、出会いを目的としたアプリではありません。SNSで人と交流することは自然なことですが、その関わり方次第で自分の身に危険を及ぼすリスクがあります。
ネットストーカー被害にあう
危険性その4は、ネットストーカー被害にあうことです。
危険性その1で言ったように、その動画の中で映ったものを調べて投稿者の住所や良く通る道を特定してストーカーしてくるなんて人もいます。なので安易に家や帰り道の動画を投稿するのはおすすめできません。特に、一人暮らしの女性は注意してください!
普通に仲良くしていたファンがエスカレートして、ストーカー化する危険性もあります。ネットストーカー被害が考えられる場合は、自分の身を守るためにも、警察や弁護士などといった専門家の力を借りて早急に対応するべきです。
動画が無断転載・拡散される
危険性その5は、動画が無断転載・拡散されることです。
tiktokは配信した動画を視聴者が保存・共有することができます。なので、知らない間に動画が拡散され、投稿者自身が意図しないところに顔や姿が晒される可能性があります。
tiktokアプリ等のSNSを利用する際に知っておいて欲しいのが、一度投稿してしまうとインターネット上には半永久的に残ってしまうということです。
恥ずかしい投稿も知らない人が拡散したり、保存したりして、デジタルタトゥーとしてずっと残る可能性があることをしっかり覚えておきましょう。また、いたずら半分で撮影した動画が拡散されて社会的問題になり、もしかしたら自分が犯罪者になる可能性もあります。
一度ネット上で拡散してしまった動画を完全に消すことは難しいです。自らデジタルタトゥーを作るなんてことがないように、安易にtiktokに動画を載せるのはやめましょう。
Tiktok関連の事件
実際にtiktokでは子供が性被害に遭う事件が相次いでいます。
・強制わいせつ
tiktokの規約で利用が禁止されている13歳未満が、保護者の知らないうちに見知らぬ人とメッセージをやりとりし、事件に巻き込まれた。小学5年の女児(10)を車で連れ去るなどしたとして、強制わいせつ容疑で「tiktokで、小さい女の子を探していた」という東京都府中市の派遣社員の男(34)が2020年9月に逮捕された。
・児童買春・児童ポルノ禁止法違反
熊本県警は2019年1月、tiktokで知り合った熊本、神奈川、埼玉県の小中学生(10~13歳)に裸の動画を送らせたとして、自衛官の男(23)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)容疑などで逮捕した。
2019年2月には、女子になりすまして小学6年生の女児(12)にメッセージを送り、裸の写真を送らせた小学校教諭の男(31)を奈良県警が同容疑で逮捕した。11月には、中学一年生の男子生徒(12)を呼び出して乱暴したという千葉県松戸市立小講師の男(29)を警視庁が強制性交容疑で逮捕した。
このように、tiktokを通じた交流により、実際に犯罪が起きています。
Tiktokを安全に使うために
tiktokアプリの危険性は想像していたより多かったのではないでしょうか?
では、たくさんの危険があるtiktokアプリを安全に活用するにはどうすればいいのでしょうか。ここではtiktokを安全に利用する方法を紹介します。
非公開アカウントにする
安全策その1は、非公開アカウントにすることです。
tiktokアカウントを非公開にしておくとフォローしていない相手は自分が投稿した動画を閲覧できないので危険を下げることができます。tiktokの危険性を下げるためには使用しているアカウントを非公開設定にして、友人や許可したユーザーのみが見ることができるアカウントにするといいと思います。
公開アカウントに設定してより多くの人に見てもらいたい、動画をバズらせたいという気持ちももちろんわかります。tiktokを使いこなせるようになり、自分の身の安全を自分で守れるようになってから公開アカウントにするといいでしょう。
アカウントを非公開にするには、次に示す手順で設定できます。
1 アプリを開き、右下の人間型アイコンをタップ
2 右上の三点アイコンをタップし、設定画面を開く
3 設定画面のプライバシー設定を選択し、非公開アカウントをオンに
以上で、アカウントを非公開に設定できます。。
顔出し動画には注意する
安全策その2は、顔出し動画には注意することです。YouTubeでは、個人情報流出に対して気にしている人が多い一方、tiktokでは無関心な人が多いように感じられます。
誰でも簡単に動画を投稿できることがその原因になっていると思いますが、顔出し動画を投稿することの危険性はYouTubeと同様、ひょっとしたらそれ以上かもしれません。tiktokはyoutubuより無断転載されている動画が多いように感じます。個人情報の流出や誹謗中傷の原因になるのは顔出し動画を投稿することが原因で起きることがほとんどです。特に学生などの未成年の場合はトラブルに巻き込まれることもあるので十分注意してください。
個人情報がわかる動画は出さない
安全策その3は、個人情報がわかる動画は出さないことです。Tiktokを利用する場合は、個人情報が流出しやすい動画は安易に投稿しないようにしましょう。Tiktokは動画配信サービスなので、自分が気づかないうちに個人情報がわかる動画を配信してしまっている場合もあります。家や周辺地域での撮影では特に気を付けるようにしましょう。アカウント名が原因で個人情報を特定されることもあるため、個人に関連する情報を名前に使用しないことはもちろん、近くの有名な場所や建物の名前など、個人情報が掴めそうな言葉は使わないことが重要です。
コメント入力と動画の保存を制限する
安全策その4はコメント入力と動画の保存を制限することです。
SNSではコメントやDMを制限できる設定もあります。tiktok初心者はコメントの入力や動画の保存を制限しておくといいかもしれません。
それにより不特定多数の人に自分の投稿を保存されたり、コメントされることを防げます。色々な人から動画にコメントを貰えるのはとても嬉しいことですし、ファンからの応援メッセージによってもっと頑張ろうと思えるというポジティブな考えもありますが、コメントをくれる人はあなたのファンだけではありません。悪質なコメントを送ってくる人もいますし、それによって病んでしまう人は割とたくさんいます。なので、コメントやメッセージができる人をあらかじめ設定しておくことを勧めます。
また、見知らぬ人が動画を保存できるようにするのは、知らないところで共有され、拡散されてしまうリスクも高くなるため、プライバシー設定で動画を保存できる人を制限しておいた方が、より安全だといえます。
撮影する際は周囲の状況や禁止事項を確認する
安全策その5は撮影する際は周囲の状況や禁止事項を確認することです。
Tiktokで撮影する場合は周囲の状況を確認しておきましょう。
またtiktokは最近規制も厳しくなっているのでTiktokの禁止事項も確認しておくことをおすすめします。動画を撮影している時はつい、動画の見栄えの良さに注目してしまったり、注目を集めるために過激になりがちになりますが、入ってはいけない場所に知らぬうちに入っていないか、映してはいけない物はないか、tiktokをとっても迷惑な場所ではないか、周りの状況やtiktokの禁止事項をよーく確認するようにしましょう。このことは、周りへの迷惑行為になることを回避するとともに、身体的な安全を確保することにもつながります。
ペアレンタルコントロールを使う
安全策その6はペアレンタルコントロールを使うことです。
tiktokアプリを安全に利用するにはペアレンタルコントロールを使用するようにしましょう。ペアレンタルコントロールとは、子供のスマートフォンやパソコンの利用を制限することで子供が危険なサイトや怪しい人との交流を防ぐことができる機能です。この機能により、子供のtiktokの使用時間の管理、未成年にとって不適切な動画コンテンツの排除、DMを制限することによる不特定多数の人からのDMの受信拒否をすることができます。
なので、子供にスマートフォンやパソコンを買った場合は、まず初めにペアレンタルコントロールの設定をしましょう。未成年がtiktokを使用するときにその保護者が子供たちを犯罪やトラブルから守ることができます。
皆さんは13歳未満の子供はtiktokを利用することができないということを知っていますか?
これは初めて知ったという方もいるかも知れません。tiktokのサービス規約において、13歳未満の人が利用しているアカウントが見つかったら、そのアカウントを強制終了させることが書かれています。
これらのことからtiktokを利用する前に、利用規約に目を通すようにしよう。
⇒TikTokサービス規約
tiktokのプライバシーポリシーにはこのように書かれています。
当社は、お客様の情報を、当社のビジネスパートナー、広告主、分析ツールおよび検索エンジンを提供する業者との間で共有します。当社は、法令上必要な場合には、お客様の情報を、法執行機関、公共機関、または、政府機関との間で共有します。
ネットリテラシー
tiktokだけでなくsnsを利用する前にネットリテラシーを学んでおく必要があります。
ネットリテラシーについては学校で学んでいる方がほとんどだとは思いますが、改めてネットリテラシーを確認しておきましょう。
こちらは千葉県警察が紹介しているネットリテラシーの基本です。
リンク貼る
1 ネットは世界中の人が見ている
TwitterのようなSNSでは、基本的にその発言が全世界に公開されています。一方、友達登録が前提となるLINEをはじめとするSNSは、一般的に仲間同士の内輪話のように思われていますが、思わぬところからその発言や写真が外に出てしまうこともあるので注意が必要です。
2 ネットの情報を鵜呑みにしない
SNS等に書き込まれた情報は、その真偽を誰も保証してくれません。例えば、今ネットでやり取りをしている相手が男なのか女なのか、歳はいくつなのかなど、私たちにそれを確かめる方法はありません。そのため、不用意にネット上で知り合った相手と会うことは、何らかのトラブルに巻き込まれるおそれがあり危険です。
3 面と向かって言えないことはネットでも言わない
ネットでの発言は相手の顔が見えないので、ひどい言葉を抵抗感なく使ってしまいがちです。これは相手も同じであり、ひどい言葉を使うと、さらにひどい言葉が返ってきて、その罵り合いが泥沼のような応酬に発展することがあります。
4 ネットに一度出たものを全て回収することは不可能
ネットに掲載された発言や写真は、それを閲覧した人が自由にコピーできます。そのため、なにか問題があったときに元の発言等を消したところで、ネット上には無数にコピーが存在していると考えるべきであり、これらをすべて消し去ることは実質的に不可能です。
5 ネットでおこなったことは通信事業者に記録が残っている
自分ではこっそり行動しているつもりでも、電話会社には契約したユーザーがネット上でおこなった行動が通信記録という形で残されています。犯罪予告などをした人が警察に逮捕されてしまうのはそのためです。つまり「ネットは決して匿名ではない」ということを理解しましょう。
大手ライブクリエイター事務所 「Nextwave」(運営:株式会社VIA)が、 「TikTok LIVE」と代理店契約を締結!
ライバーが8,000人以上所属する大手ライブクリエイター事務所「Nextwave」(運営:株式会社VIA)は、「TikTok LIVE」との代理店契約が決まり、「TikTok LIVE」のライバー募集を開始しました。
Nextwaveは、代表である横田を中心に、ライブ配信プラットフォームOBで構成されたライブクリエイター育成事務所です。
最近ではアメリカ合衆国カリフォルニア州 ロサンゼルスにも拠点を広げ、今、最も勢いのあるライブクリエイター事務所の一つです。グローバルでも人気のTikTokとの代理店契約により、Nextwave所属のライバーがグローバルな環境で活躍することを期待しています。これからも、Nextwaveは個人が輝くライバー事務所を目指し、ライブ業界を盛り上げるために取り組んで参ります。
■株式会社VIA代表・横田のコメント
この度、TikTok LIVEとご縁をいただいたことを非常に光栄に思います。ユーザー数やコンテンツに強みのあるTikTok LIVEとの提携は出口戦略が急務のライブクリエイター業界において非常にポジティブに捉えております。弊社株式会社VIAのリソース及び知識を最大限に発揮し、ライブクリエイター業界の更なる発展に尽力させていただきます。
■募集要項
【業務内容】
TikTok LIVEのライブクリエイター募集
アカウント運用アドバイス
TikTokに関する案件の依頼
【対象】
満20歳以上でTikTokで活躍の場を広げたい方
(芸能事務所等に所属されている方は所属事務所の許可を得てからご応募ください)
※「Nextwave」とのやりとりはLINE@を使用いたします。
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